画像から3Dモデルを作るとき、AIは画像に写っている形や色をもとに、見えていない部分も推測して立体にします。そのため、どんな画像を使うかで仕上がりが大きく変わります。

この記事では、形やテクスチャが整いやすい画像の選び方を紹介します。

基本:AIが「形を読み取りやすい」画像にする

AIにとって読み取りやすい画像は、人が見ても「何がどんな形か」がひと目でわかる画像です。次の5つを意識しましょう。

  1. 写っているものは1つだけ
  2. 背景は無地(白や薄いグレーなど)
  3. 全体が写っている(端が切れていない)
  4. 斜め前から(少し上から見下ろす角度)
  5. 光がまんべんなく当たっている(濃い影がない)

1. 写っているものは1つだけにする

複数のものが写っていると、AIがどれを立体にすればよいか判断しにくくなり、くっついた形になることがあります。作りたいものだけが写るように、切り抜くか、撮り直しましょう。

2. 背景は無地にする

背景に模様や物があると、背景の一部まで形として読み取られることがあります。無地の壁や紙の前で撮るか、画像編集ソフトで背景を消しておくと安定します。

3. 全体が写るようにする

端が切れていると、切れた部分の形をAIが推測することになり、不自然になりがちです。作りたいものの全体が、余白を少し残して写るようにします。

4. 斜め前からの角度で写す

真正面の画像は、奥行きがわかりにくくなります。斜め前から、少し見下ろす角度の画像だと、正面・横・上の形が1枚でわかるので、立体にしやすくなります。

キャラクターのイラストなら、両腕を体から少し離したポーズ(Aポーズなど)で描くと、腕と体がくっつきにくくなります。

5. 光をまんべんなく当てる

濃い影や強い光の反射は、テクスチャに焼き付いてしまうことがあります。曇りの日の窓際など、やわらかい光で撮るのがおすすめです。

避けたほうがよい画像

画像 起こりやすいこと
ガラスや透明なもの 形を読み取りにくく、厚みがおかしくなる
鏡のように光るもの 映り込みが模様として残る
細い部品が多いもの 部品がつぶれたり、くっついたりする
ぼやけた・暗い画像 形や色がはっきりしない

有料プランなら「複数の角度の画像」から作れる

Tripoの有料プランでは、1つのものを複数の角度から写した画像を使って、モデルを作れます。1枚の画像では見えない裏側の形も、画像から読み取れるようになります。正面だけでなく横や後ろの形も大事なものを作るときに役立ちます。

権利に気をつける

画像は、自分で描いたイラストや、自分で撮った写真を使いましょう。インターネットで見つけた画像や、アニメ・ゲームのキャラクターの画像をもとに作ると、著作権などを侵害するおそれがあります。Tripoの利用規約でも、第三者の権利を侵害する使い方は禁止されています。

まとめ

  • 1つのものを、無地の背景で、全体が写るように用意する
  • 斜め前から、やわらかい光で写すと立体にしやすい
  • 透明・鏡面・細い部品は苦手なので、作ったあとに手直しする前提で
  • 画像は自分で用意したものを使う

テキストから作る方法は、テキストから3Dモデルを作るときの指示(プロンプト)の書き方で紹介しています。