テキストから3Dモデルを作る方法は、画像がなくても頭の中のイメージから始められるのが魅力です。ただ、伝え方があいまいだと、思っていたものと違う形になりがちです。

この記事では、AIに伝わりやすい指示(プロンプト)の書き方を紹介します。

指示に入れる4つの要素

3Dモデルの指示は、次の4つを入れると伝わりやすくなります。

要素 例
何を 木の椅子、ロボット、ねこのキャラクター
形・特徴 背もたれが高い、丸い頭、短い足
見た目(スタイル) リアル、デフォルメ、ローポリ、おもちゃ風
色・素材 こげ茶の木目、白いプラスチック、金属

書き方のコツ

1つのものだけを書く

「部屋の中に机と椅子と本棚」のように複数のものを書くと、まとまった1つの塊になったり、どれかが欠けたりします。1回の指示では1つのものだけを書き、ほかのものは別に作りましょう。

短く、具体的に

長い文章よりも、要素を短く並べたほうが伝わりやすいことが多いです。

  • あいまいな例:「かっこいいロボット」
  • 具体的な例:「丸い頭と四角い胴体の小さなロボット、短い腕、白とオレンジのプラスチック、デフォルメ」

背景や場面は書かない

3Dモデルは「もの」だけを作るので、「夕焼けの丘に立つ」のような背景や場面の説明はいりません。かえって余計な形が混ざる原因になります。

英語で書くと伝わりやすいこともある

日本語で伝わりにくいと感じたら、同じ内容を英語で書いて試してみましょう。翻訳ツールを使ってもかまいません。

例文

小物

木製のマグカップ、太い取っ手、こげ茶の木目、リアル

キャラクター

ねこのキャラクター、大きな頭と小さな体、立ったポーズ、オレンジと白の毛、デフォルメ、おもちゃ風

ゲームの背景用の小物

宝箱、木の板と金属の枠、ふたは閉じている、ローポリ、明るい色

うまくいかないときは

  • 形が崩れる:要素を減らして、いちばん大事な特徴だけにする
  • イメージと違う:スタイル(リアル・デフォルメなど)をはっきり書く
  • 何度やっても近づかない:画像を1枚用意して「画像から作る」に切り替える

テキストで思いどおりにならないときは、画像から作るほうが早いこともあります。コツは画像から3Dモデルを作るコツを見てください。

書いてはいけないもの

実在するキャラクターや商品の名前、ブランドのロゴなどを指示に入れて作ると、権利を侵害するおそれがあります。自分で考えたものを形にしましょう。

まとめ

  • 「何を・形・スタイル・色と素材」の4つを短く書く
  • 1回の指示では1つのものだけ。背景は書かない
  • うまくいかなければ、要素を減らすか、画像から作る方法に切り替える